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        日語故事:兔子和太郎的故事(日語版)

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        【日語等級】
            
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      4.     むかしむかし、ある山おくに、おじいさんと孫の太郎がすんでいました。
            二人の家のすぐそばのささ山には、人をだましてはよろこぶ、わるいウサギがすみついています。
            そのころは、ウサギのしっぽは長くて大きなものでした。
            ウサギは、この大きなしっぽをじまんにしています。
            ある日のこと、山へ出かけるおじいさんが、太郎にいいました。
            「山さいって、ひとはたらきしてくるかのう。太郎、夕方にはかえってくるで、おかゆでもにて待っててくれろ」
            「うん」
            太郎はおじいさんを見送ると、おかゆを作るために、なべをあらいはじめました。
            その音に、ウサギが気づき、
            「おや? なべを洗っているのか、ということはめしを作るんだな。じゃあ、めしができるまでねて待つか」
            そういうと、ウサギはゴロッと橫になり、グーグーひるねをはじめました。
            さて、夕方。
            おかゆもできあがり、いいにおいがしてくると、ウサギの鼻がピクピクピクッと動き、パッとはねおきて太郎の家へ走っていきました。
            そして太郎にいいました。
            「太郎、なにしてるだ?」
            「おかゆをにてるだよ」
            「うまいんか、そのおかゆってのは」
            「そりゃあ、うめえさ」
            「なら、ちょびっと食わせてくれや」
            「だめだめ、じいさまにおこられる」
            「ちょびっとだ、ほんのちょびっとだけだ。おら、おかゆってのを食ってみてえ。ねえねえ、ねえったら」
            ウサギがあんまりしつこいので、太郎はしかたなく、
            「じゃあ、ほんのちょびっとだぞ」
            と、なべをウサギにわたしました。
            ウサギは、うれしそうにおかゆを食いはじめ、
            「あち、あち、あちいがうまい、いやあ、うまい! じつにうまい! ああ、うまかった。さようなら」
            ウサギはなべをかえすと、あっというまに山へ帰ってしまいました。
            太郎がなべの中を見ると、なんと、からっぽです。
            こうしてウサギは、人のいい太郎をだまして、おかゆをみんな食べてしまいました。
            おじいさんが帰ってくると、太郎はなべをかかえたまま、ションボリしています。
            「太郎、おめえ、なにしてるだ?」
            「あっ、じいさま。ウサギにおかゆを食われちまっただ」
            これには、おじいさんもガッカリです。
            よく朝、おじいさんは、山へ出かけるまえに太郎にいいました。
            「太郎、きょうは、ウサギにおかゆを食われるでねえぞ」
            「うん、だいじょうぶだ」
            太郎は、きょうこそおかゆをたらふく食おうと、はりきって作りはじめました。
            そしてタ方。
            「ウサギがきたって、もうぜったいにやんねえぞ!」
            ところがまた、ウサギがきました。
            「あっ、おめえのおかげで、きのうはひどいめにあったぞ。とっとと帰れ!」
            するとウサギは、まじめな顔をしていいました。
            「そんなこといってる場合じゃないぞ。おまえのじいさまがな、山でたおれておったど」
            「えっ! ほんとうか? そりゃあたいへんだ!」
            太郎はビックリして、なにもかもほうりだすと、山ヘ走っていきました。
            その後ろすがたを見送りながら、ウサギはニンマリ。
            「ウッヒヒヒヒ、うまくいったぞ」
            いっぽう、ひっしで山をのぼっていった太郎は、ちょうど山からおりてくるおじいさんと出くわしました。
            「これ太郎! どこいくんじゃ?」
            元気なおじいさんを見た太郎は、ようやくだまされたことに気づきました。
            「しまった!」
            おじいさんと太郎が大いそぎで家へもどると、からっぽのなべがころがっています。
            またウサギに、ごはんを食べられてしまった二人は、お腹のすいたまま、ふとんにもぐりこみました。
            そしてつぎの日、太郎が、「きょうこそは!」と、おかゆをにていると。
            「太郎さん」
            「またきたなっ! もうかんべんならねえ、ウサギじるにしてやる!」
            人のいい太郎も、さすがにすごいけんまくです。
            するとウサギは、
            「ま、待って。きょうはあやまりにきただ。すまん、すまん」
            と、しんみょうな顔をして、ペコペコと頭を下げます。
            そんなウサギを見て、こころのやさしい太郎は、
            「よし、ゆるしてやるから、とっとと山へ帰れ」
            「いや、それではおらの気がすまねえ。じいさまにこれをやってくれ。これは不老長壽(ふろうちょうじゅ)の薬じゃ」
            そういうと、ウサギは太郎に竹づつを手わたしました。
            「ふろうちょうじゅって?」
            首をかしげる太郎に、ウサギはいいました。
            「おめえ、じいさまに長生きしてほしいだろ。これは、長生きの薬なんじゃ」
            「ほんとうか?」
            「でも、この薬は、すぐになべでにないときかんよ」
            「なべ? おまえ、うまいこといって、またおかゆを食うつもりじゃろう」
            「なにいってんだ。じいさまに長生きしてほしくねえのか?」
            「そりゃあ、長生きしてほしいが」
            「それ見ろ、さあ、おらがなべをからっぽにしてやるで、早くその薬をにろや」
            そういうが早いか、ウサギはまたまた、おかゆをたいらげてしまいました。
            おじいさんが山から帰ってくると、太郎はうれしそうにそのことを話し、さっそく、なべでにた薬をちゃわんについで、おじいさんにさしだしました。
            「さあ、じいさま。これ飲んで長生きしてくれろ」
            「うん? なんだか、ヘんな色合いじゃのう。それに、においも少々」
            と、首をかしげながら、一口飲んだとたん、おじいさんははき出しました。
            「うえ~っ! なんじゃ、こりゃあ! ウサギのしょんべんでねえか!」
            ついに、おじいさんのかんにんぶくろの緒(お)が切れました。
            「太郎! まきを切るナタもってこい! ウサギのやつ、ひどいめにあわせてくれる!」
            ウサギは、すごい顔でやってきたおじいさんを見てビックリ。
            あわててにげだしました。
            「待てっ! えいっ! とうっ!」
            ナタをふりまわしながら、おじいさんはウサギをおいますが、ウサギのすばしっこいこと。
            あっちへピョンピョン、こっちへピョンピョンにげまわり、ふりむいては、おじいさんをからかいます。
            「やーい、じいさま、年じゃのう。くやしかったらつかまえてみろ」
            「いわせておけば、いいたいことをいいおって! これでもくらえっ!」
            おじいさんは、ウサギめがけてナタをなげつけました。
            ウサギはピョンとはねて、ナタをよけましたが、長いしっぽだけはよけそこない、スパッ! と切れてしまいました。
            「・・・ああっ! いてっ! いてっー!」
            しっぽをきられたウサギは、あまりのいたさに山じゅうを何日も何日も、なきながら走りまわりました。
            そのため目は赤くなり、いつのまにか、前あしと後ろあしの長さがちがうようになってしまいました。
            それからだそうです、ウサギのしっぽが短くなったのは。