第十課 豊かさゆえの病がある
(一)次の各文を完成しなさい。
1.日本に來て一年とは(思えない)上手な日本語が印象に殘っている。
2.十年前までのわれわれには(想像もつかない)新しい技術(shù)が絶えず生み出されている。
3.いくら名門校に(入ったところで)、立派な人物になれるかなれないかは、君次第で決まることだ。
4.銀座を歩いていて、眼前を(通り過ぎていく)モダンな女性をみると、彼女は自分の青春時代を思い出す。
5.試験終了のベルが鳴った(とたん)、教室が騒がしくなった。
6.これだけの反証を挙げられた以上は、自説を誤りだと(認めざるを得ない)。
7.長年仕事に勵んで、今日の會社を作り上げた功労者たちが寂しい(思いをする)のはとても殘念なことだ。
8.女性の服裝のきらびやかさに、私は雷に(打たれたかのような衝撃)を覚えた。
9.大學(xué)受験の失敗が彼の人生に大きな(影を落としているのではない)かと思う。
10.懐かしい國の景色が目に映ったときは(なんとも)言えない気持ちになった。
(二)次の各文のa・b・c・dから最も適當なものを選びなさい。
1.あの會社は、不動産への投資の失敗により、會社の存続が危ぶまれているという記事が、雑誌に掲載されて。
a 謝ぶまれて b 怪ぶまれて c 難ぶまれて d 危ぶまれて
2.林さんはいつも することを言って、まわりの人を困らせる。
a おどおど b しみじみ c はらはら d ぼつぼつ
3.子供たちは動物園に著くが おやつを食べだした。
a はやいか b はやるか c はやくか d はやめて
4.帰國のあいさつ おみやげを持って先生のお宅を訪問した。
a がらみに b かたがた c かてね d がために
5.十代の娘じゃ そんなはでなリボンはつけられませんよ。
a ありながら b ありそうに c あるまいし d あるほどに
6.あの患者は重い病気のため、一人では食事 。
a せずにはおかない b せしめるほどだ c だにとっている d すらできない
7.毎日遅刻せずに會社に來るとはいえ、その仕事ぶりは 。
a ひどいはずがない b ひどいわけではない
c ひどくはなかった d ひどいといったらない
8.他の人にとって厳しいトレーニングでも、あの運動は山田さんにとってはちょうどいい散歩 。
a といえばこそだ b といったかもしれない
c といったところだ d というにはあたらない
9.話をおもしろくするためだろうか、あの人はものごとを大げさに言う 。
a きらいがある b きらいではない c きらいらしい d きらいがない
10.雨が激しく降り始め、あたりが暗くなってきた。道路はすべりやすく、プロのドライバーでも運転が難しい
狀況だった。この悪條件を 、參加者全員がみごとにゴールインした。
a ものともせず b ものとして c ものならず d ものながら
正解:1d 2c 3a 4b 5c 6d 7d 8c 9a 10a
(三)質(zhì)問
1. 問:下(か)腹(ふく)部(ぶ)と首から頬にかけての部分が肥満を測るポイントである(p.168、下から9行目)と、筆者は
言っているが、それぞれのポイントに基づいて、具體的に肥満の様子とそうでない様子を描いた文を
本文から抜き出せ。
答:肥満の様子:
下腹部――お腹のあたりがポコンと膨らんでいる。
首から頬にかけての部分――首から顔へ地続きが完成し顎の線がボヤケてしまった。
肥満でない様子:下腹部――腹も出ていないし、ウエストラインもすっきりしている。
首から頬にかけての部分――顎の線がくっきりと保たれている。
2. 問:「『飽食』狀況を放置したまま」(p.169、5行目)とあるが、具體的にどのようなことか。
答:摂取すべきカロリー量以上に毎日食べ続け、それに見合うカロリーを消費しない生活を続けるということ。
3. 問:「そんな話を今の子どもたちにしたところで、驚かれるならまだしも笑われるぐらいがオチだろう?!?BR> (p.169、下から14行目)とあるが、それと似ている表現(xiàn)手法で書かれた文が本文にはもう一箇所あ
る。それを探し出せ。
答:少なくとも貧しさと戦いつつ育ってきた、わが世代の少年たちには想像もつかない世界がそこにはある。
4. 問:『聖なる実験』(p.170、本文終わりから9行目)とは、何のことか。
答:少年Aによる殺人。
5. 問:この文章での「通り魔犯行」(p.170、本文終わりから9行目)は、具體的に誰が誰に対して犯した犯
行なのか。
答:少年Aが土師淳君に対して犯した犯行。
6. 問:この文章は次のような構(gòu)成で書かれていると思われるが、それぞれの部分の具體的な內(nèi)容を簡潔に書
き出せ。
答:現(xiàn)実――肥満 原因――飽食 社會的背景――豊かさ
落としたカゲ――精神面の疾患による少年Aの犯行など
分析――カゲリのない環(huán)境に育った少年の心の中には途方もないカゲリが生じ、それは途方もない怪物に変身していった。
注意喚起――貧しさと戦いつつ育ってきた世代の少年たちには想像もつかない世界が現(xiàn)代の豊かな社會にはある。
(四)翻訳
1.喝醉一二次到也罷了,可每次喝酒都不醉無歸就不象話了。
1、2回酔っ払ったぐらいならまだしも、飲むたびに酔わなくては帰らないとはけしけらん。
2.從來往行人那種充滿自信的表情中我實際感受到了這個城市近年來的顯著變化。
行き交う人々の、自信に満ちた表情から、私はこの町の著しい変化を?qū)g感した。
3.說是已經(jīng)迎來了物質(zhì)生活富裕的日子,可人們的心靈卻為什么豐富不起來呢?
物質(zhì)的に豊かな生活が送れる日が來たと言うのに、人々の心は豊かにならないというのは、どういうこと
だろうか。
4.日本正是因為沒有得天獨厚的自然資源才必須以“技術(shù)立國”為發(fā)展目標。
日本は天然資源に恵まれていないからこそ、「技術(shù)立國」を発展の目標にしなければならなかった。
5.我并沒有值得一提的特長,但是有自信全力以赴做好交給我的工作。
私はこれといった特技はありませんが、與えられた仕事を、全力を盡くしてやり遂げる自信はあります。
6.說那種話,倒不是人家會吃驚,而是你肯定會被人笑話的。
そんなことを言うと、驚かれるどころか、笑われるに決まっている。
7.從日本一回來,國內(nèi)這些年的驚人變化就格外醒目地映入眼簾。
日本から帰國したとたん、ここ數(shù)年の國內(nèi)のめざましい変化がひときわ鮮やかに目に映ってきた。
8.通過語言有條理地闡述自己意見的這種能力是可以通過練習(xí)扎實掌握的。
言葉によって自分の意見を整然と主張する能力は、練習(xí)によって確実に身に付けることができるものだ。
9.我們有時會在不知不覺中以一種難以擺脫(つきまとう)的、將個人歸列到其所屬的集團或人種的這樣一種固定模式(ステレオタイプ)來看待某個人。
我々は知らず知らずのうちに、ある人をその屬する集団や人種につきまとう固定イメージで見てしまうこ
とがある。
10.這種聚會的好處,不僅在于獲得新的信息,還在于結(jié)識不同領(lǐng)域的人,擴展人際關(guān)系(人脈)。
こうしたパーティーのよさは、新しい情報を得ることだけでなく、異なった分野の人と知り合って、人脈
を広げることにある。
(一)次の各文を完成しなさい。
1.日本に來て一年とは(思えない)上手な日本語が印象に殘っている。
2.十年前までのわれわれには(想像もつかない)新しい技術(shù)が絶えず生み出されている。
3.いくら名門校に(入ったところで)、立派な人物になれるかなれないかは、君次第で決まることだ。
4.銀座を歩いていて、眼前を(通り過ぎていく)モダンな女性をみると、彼女は自分の青春時代を思い出す。
5.試験終了のベルが鳴った(とたん)、教室が騒がしくなった。
6.これだけの反証を挙げられた以上は、自説を誤りだと(認めざるを得ない)。
7.長年仕事に勵んで、今日の會社を作り上げた功労者たちが寂しい(思いをする)のはとても殘念なことだ。
8.女性の服裝のきらびやかさに、私は雷に(打たれたかのような衝撃)を覚えた。
9.大學(xué)受験の失敗が彼の人生に大きな(影を落としているのではない)かと思う。
10.懐かしい國の景色が目に映ったときは(なんとも)言えない気持ちになった。
(二)次の各文のa・b・c・dから最も適當なものを選びなさい。
1.あの會社は、不動産への投資の失敗により、會社の存続が危ぶまれているという記事が、雑誌に掲載されて。
a 謝ぶまれて b 怪ぶまれて c 難ぶまれて d 危ぶまれて
2.林さんはいつも することを言って、まわりの人を困らせる。
a おどおど b しみじみ c はらはら d ぼつぼつ
3.子供たちは動物園に著くが おやつを食べだした。
a はやいか b はやるか c はやくか d はやめて
4.帰國のあいさつ おみやげを持って先生のお宅を訪問した。
a がらみに b かたがた c かてね d がために
5.十代の娘じゃ そんなはでなリボンはつけられませんよ。
a ありながら b ありそうに c あるまいし d あるほどに
6.あの患者は重い病気のため、一人では食事 。
a せずにはおかない b せしめるほどだ c だにとっている d すらできない
7.毎日遅刻せずに會社に來るとはいえ、その仕事ぶりは 。
a ひどいはずがない b ひどいわけではない
c ひどくはなかった d ひどいといったらない
8.他の人にとって厳しいトレーニングでも、あの運動は山田さんにとってはちょうどいい散歩 。
a といえばこそだ b といったかもしれない
c といったところだ d というにはあたらない
9.話をおもしろくするためだろうか、あの人はものごとを大げさに言う 。
a きらいがある b きらいではない c きらいらしい d きらいがない
10.雨が激しく降り始め、あたりが暗くなってきた。道路はすべりやすく、プロのドライバーでも運転が難しい
狀況だった。この悪條件を 、參加者全員がみごとにゴールインした。
a ものともせず b ものとして c ものならず d ものながら
正解:1d 2c 3a 4b 5c 6d 7d 8c 9a 10a
(三)質(zhì)問
1. 問:下(か)腹(ふく)部(ぶ)と首から頬にかけての部分が肥満を測るポイントである(p.168、下から9行目)と、筆者は
言っているが、それぞれのポイントに基づいて、具體的に肥満の様子とそうでない様子を描いた文を
本文から抜き出せ。
答:肥満の様子:
下腹部――お腹のあたりがポコンと膨らんでいる。
首から頬にかけての部分――首から顔へ地続きが完成し顎の線がボヤケてしまった。
肥満でない様子:下腹部――腹も出ていないし、ウエストラインもすっきりしている。
首から頬にかけての部分――顎の線がくっきりと保たれている。
2. 問:「『飽食』狀況を放置したまま」(p.169、5行目)とあるが、具體的にどのようなことか。
答:摂取すべきカロリー量以上に毎日食べ続け、それに見合うカロリーを消費しない生活を続けるということ。
3. 問:「そんな話を今の子どもたちにしたところで、驚かれるならまだしも笑われるぐらいがオチだろう?!?BR> (p.169、下から14行目)とあるが、それと似ている表現(xiàn)手法で書かれた文が本文にはもう一箇所あ
る。それを探し出せ。
答:少なくとも貧しさと戦いつつ育ってきた、わが世代の少年たちには想像もつかない世界がそこにはある。
4. 問:『聖なる実験』(p.170、本文終わりから9行目)とは、何のことか。
答:少年Aによる殺人。
5. 問:この文章での「通り魔犯行」(p.170、本文終わりから9行目)は、具體的に誰が誰に対して犯した犯
行なのか。
答:少年Aが土師淳君に対して犯した犯行。
6. 問:この文章は次のような構(gòu)成で書かれていると思われるが、それぞれの部分の具體的な內(nèi)容を簡潔に書
き出せ。
答:現(xiàn)実――肥満 原因――飽食 社會的背景――豊かさ
落としたカゲ――精神面の疾患による少年Aの犯行など
分析――カゲリのない環(huán)境に育った少年の心の中には途方もないカゲリが生じ、それは途方もない怪物に変身していった。
注意喚起――貧しさと戦いつつ育ってきた世代の少年たちには想像もつかない世界が現(xiàn)代の豊かな社會にはある。
(四)翻訳
1.喝醉一二次到也罷了,可每次喝酒都不醉無歸就不象話了。
1、2回酔っ払ったぐらいならまだしも、飲むたびに酔わなくては帰らないとはけしけらん。
2.從來往行人那種充滿自信的表情中我實際感受到了這個城市近年來的顯著變化。
行き交う人々の、自信に満ちた表情から、私はこの町の著しい変化を?qū)g感した。
3.說是已經(jīng)迎來了物質(zhì)生活富裕的日子,可人們的心靈卻為什么豐富不起來呢?
物質(zhì)的に豊かな生活が送れる日が來たと言うのに、人々の心は豊かにならないというのは、どういうこと
だろうか。
4.日本正是因為沒有得天獨厚的自然資源才必須以“技術(shù)立國”為發(fā)展目標。
日本は天然資源に恵まれていないからこそ、「技術(shù)立國」を発展の目標にしなければならなかった。
5.我并沒有值得一提的特長,但是有自信全力以赴做好交給我的工作。
私はこれといった特技はありませんが、與えられた仕事を、全力を盡くしてやり遂げる自信はあります。
6.說那種話,倒不是人家會吃驚,而是你肯定會被人笑話的。
そんなことを言うと、驚かれるどころか、笑われるに決まっている。
7.從日本一回來,國內(nèi)這些年的驚人變化就格外醒目地映入眼簾。
日本から帰國したとたん、ここ數(shù)年の國內(nèi)のめざましい変化がひときわ鮮やかに目に映ってきた。
8.通過語言有條理地闡述自己意見的這種能力是可以通過練習(xí)扎實掌握的。
言葉によって自分の意見を整然と主張する能力は、練習(xí)によって確実に身に付けることができるものだ。
9.我們有時會在不知不覺中以一種難以擺脫(つきまとう)的、將個人歸列到其所屬的集團或人種的這樣一種固定模式(ステレオタイプ)來看待某個人。
我々は知らず知らずのうちに、ある人をその屬する集団や人種につきまとう固定イメージで見てしまうこ
とがある。
10.這種聚會的好處,不僅在于獲得新的信息,還在于結(jié)識不同領(lǐng)域的人,擴展人際關(guān)系(人脈)。
こうしたパーティーのよさは、新しい情報を得ることだけでなく、異なった分野の人と知り合って、人脈
を広げることにある。