いわゆるロス疑惑で無罪が確定した三浦和義・元社長の遺族が、大手検索サイト「ヤフー」に掲載された新聞社の寫真で精神的な苦痛を受けたと訴えていた裁判で、東京地裁はヤフー側(cè)に賠償を命じる判決を言い渡しました。
    この裁判は、三浦和義・元社長が死亡したことに関する産経新聞の記事を掲載したヤフーのニュースについて、「記事とは関係のない逮捕された際の寫真を使われ、精神的な苦痛を受けた」として、遺族がヤフーと産経新聞に損害賠償を求めたものです。
    １５日の判決で、東京地裁は「寫真は遺族の心情を侵害するものだ」と認(rèn)定しました。その上で、「ヤフーは人格的利益を侵害するような寫真が掲載されないよう注意すべき義務(wù)を怠った」として、ヤフーと産経新聞にあわせて６６萬円の賠償を命じる判決を言い渡しました。
    ヤフーによりますと、報道機関から配信を受けて掲載したニュースをめぐって賠償を命じられたのは初めてだということで、「判決文を見た上で今後の対応を検討したい」とコメントしています。（15日20:21）
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