イタリアの総選挙は、ベルルスコーニ前首相が率いる野黨が圧勝し、２年ぶりの政権交代を果たしました。
    野黨、ベルルスコーニ氏の圧勝に終わったイタリアの総選挙。その勝ちっぷりは戦前の予想を上回るものでした。
    １４日に投票が終わったイタリアの総選挙は、ベルルスコーニ前首相が率いる野黨「自由の人民」が、上下両院で、ともに大差をつけて勝利し、２年ぶりの政権交代を果たしました。
    「（ロナウジーニョが）ＡＣミランに移籍したいと言っている！」（野黨・ベルルスコーニ前首相）
    首相の座に返り咲くベルルスコーニ氏は、人気サッカークラブ、ＡＣミランのオーナーとして。また、複數(shù)のテレビ局を経営する「メディア王」としても知られる人物で、個人人気もあっての圧勝ぶりに、野黨との「大連立」構(gòu)想も吹き飛んだ格好です。
    「（有権者が）変化を求めたからでしょう」「與黨には失望していました」（有権者は）
    ２年前に政権交代を果たしながら、ごたごたが続いたイタリアの政局。不安定な政権運(yùn)営が支持者離れを誘い、今回の慘敗につながったとの見方もあって、これもまた二大政黨制の現(xiàn)実と言えます。（15日09:48）
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