汚職事件で逮捕・起訴された前の市長の辭職に伴う千葉市の出直し市長選挙は１４日、投票が行われ、無所屬の新人で民主黨などが推 薦する熊谷俊人氏が自民、公明両黨推薦の候補者らを破り、初當選を果たしました。 「千葉市を変えなきゃいけないんだっていう多くの市民の皆さんの思いと、私も変えなきゃいけないと思って立ち上がった。その 思いが一緒になった、重なってくれたんだと思います」（熊谷俊人氏） 熊谷氏は民主黨の鳩山代表、岡田幹事長らの応援を受け、前の市長の後継者が次の市長となってきた長年の千葉市政の流れを批判 。ＪＮＮの出口調査では民主支持層の９割を固め、無黨派層からも７割の支持を得ました。 一方、自民黨と公明黨の推薦を受けた前の副市長、林孝二郎氏は前の市長による汚職事件の逆風を受け、自民黨の支持者を固めき れない結果となりました。 鳩山氏の代表就任後の注目の地方選挙では、さいたま市長選挙についで民主黨系の勝利となり、有権者は市政建て直しを政令市の 市長では史上最年少となる熊谷氏に託す結果となりました。（15日00:31）
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